腰部に起因する圧迫性神経障害の代表的な疾患に、腰椎椎間板ヘルニアがあります。神経根が圧迫されることで腰痛、片側下肢の痛み、痺れ、感覚低下、筋力低下などが起こります。
男性にやや多く、L4/5, L5/S1 、年齢が上がるとL4/5より上位腰椎のヘルニアが増加します。
原因が特定できる特異的腰痛の場合、疾患に応じたマネジメントが必要になります。
腰椎椎間板ヘルニアの場合、急性期では疼痛回避姿勢・動作の指導、障害神経根にに対しては椎間孔を拡大する関節モビライゼーションを実施します。
整形外科クリニックでは、医師によっては身体検査をしない、障害高位・神経根を特定しない、診療録に記載しない、ことがあります。その場合、理学療法士が適切な身体評価を行う必要があるでしょう。
本講義では、腰部椎間ヘルニアの身体評価、椎間孔を拡大するための関節モビライゼーションについて学習します。
臨床で本当に必要な知識・技術に焦点をあてながら、よりシンプルにわかりやすく伝えることを大切にしています。
すべての受講者に適切な技術をフィードバックできるように、少人数にて開催しています。
実技を習いたい方、実際の評価・治療の流れを知りたい方、フィードバックを受けたい方はぜひご参加ください。
講義内容
- 腰部椎間板ヘルニアの病態・疫学
- 腰部椎間板ヘルニアの身体評価:自動運動テスト・整形外科テスト・神経学的テスト
- 椎間孔を拡大するための関節モビライゼーション
受講要項
受講資格 | 理学療法士・作業療法士・鍼灸師・柔道整復師 |
受講料 | ¥1,000(税込) |
開催日時 | 平日19:00 - 20:30 |
定員 | 8名 |
講義形式 | 対面(オフライン) |
会場 | 西東京かとう整形外科(外部リンク) |
申込方法 | 開催日時を確認の上、「脊椎・研修会 コース申し込み」をクリック、申し込みフォームに必要事項を記入し送信して下さい。定員を確認後、数日以内にご連絡させていただきます。 |
注意点 | 入力していただいたメールアドレスに受付完了のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は、お問合せください。迷惑メールフォルダに届いている可能性もありますので、ご確認をお願いいたします。 |