活動内容
- 脊椎に関連する徒手療法の知識・技術の共有・普及
- 脊椎疾患の評価・治療ができる臨床家の育成
所長紹介

中村 幸之進 Yukinoshin Nakamura
20歳でプロボクサー引退後、都内スポーツクラブにてパーソナルトレーナーとしてアマ・プロアスリートのコンディショニング•トレーニングに携わる。
リハビリテーション分野に興味を抱き、3年制の理学療法士養成校に入学。人の3倍努力しよう、患者・クライアントから求められる理学療法士になろうと心に決める。
2009年、理学療法士免許を取得、都内の整形外科クリニックに勤務、整形外科・スポーツ整形外科のリハビリテーションについて研鑽を積む。学生時代から海外留学を考えていたが、臨床2年目のさまざまな人との出会いを通じ、オーストラリアに留学しようと決める。英語力ゼロからのスタート、初めての海外、さまざまなことを経験し、2013年に南オーストラリア大学理学療法学科に入学。しかし、学部で学ぶ内容と自分が学びたい内容の違いを強く感じ大学を中退、大学院進学を目指す。ビザの関係でニュージランドに移り、大学院進学を目指してIELTS に挑んだが 7.0 の壁に跳ね返される。約2年ぶりに日本に帰国し、整形外科クリニックにて非常勤勤務しながら英語学習を続ける。

大学院進学を目指している中、2014年、Manual concept 主催の整形徒手療法コース、また、Mulligan concept コースに参加。理学療法士として海外の臨床コースに参加したことは、1回目の留学と大きく違うものであった。各国の理学療法士と意見を交わす中で、「価値観が人それぞれ違うように、治療に対しても違う考え方・視点が国ではなく人それぞれある。自分とは違う考え方・視点を否定するのではなく、受け入れながら、自分の考えを育てていくことが大切だ」と認識する。ここで学んだ内容を臨床で実践したいと考え、大学院進学を一度辞め、臨床で研鑽を積む日々に戻る。
2015年、フィジカルケアとして独立、脊椎徒手療法研究所を設立。フリーのセラピストとして都内の複数のクリニックと契約し、脊椎疾患を中心に臨床に従事・研鑽を積みながら、書籍・文献の執筆、脊椎に関連する徒手療法の情報発信、脊椎疾患の評価・治療のできる臨床家の育成のために活動している。
資格
- フィジカルケア 代表
- 理学療法士
- COMT (Certificate in Orthopaedic Manual Therapy)
- マリガンコンセプト認定セラピスト
- フットケアトレーナー Aライセンス
- 日本スポーツ協会公認 ジュニアスポーツ指導員
- 福祉住環境コーディネーター2級
- JBA公認E級コーチ
略歴
- 理学療法士免許取得(2009年)
- 西早稲田整形外科リハビリテーション科
- 南オーストラリア大学 理学療法学科 留学
- 整形徒手療法コース(カーティン大学修士コース単位認定プログラム)修了
- 鈴木慶やすらぎクリニック リハビリテーション科
- 西東京かとう整形外科クリニック リハビリテーション科
- 北里整形外科 リハビリテーション科(非常勤)
論文・書籍
- 頸部の機能解剖と理学療法, 理学療法ジャーナル, 医学書院(2022)
- 肩関節痛・頸部痛のリハビリテーション (痛みの理学療法シリーズ) :分担執筆(2018)
- 非特異的腰痛のリハビリテーション (痛みの理学療法シリーズ) :分担執筆(2018)