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講義内容
頚椎は可動性と安定性が同時に要求される部位です。
何かを見る、聞く、嗅ぐといった課題、また、個々の作業環境に応じ、頚部の表層・深層の筋群と肩甲帯・体幹が協調して働き安定性を提供しながら、頭部を動かすことを可能としています。
頚椎の運動制御障害が生じると、姿勢保持・動作時に、頭部を支えられない、また、頭頚部の動きをコントロールできないため、頚部に過度なメカニカルストレスが生じ、疼痛を誘発します。
運動制御の評価では、頚部の深層筋と表層筋の活動、頚部と肩甲帯の協調性、頚部と体幹の協調性、眼球運動などを評価していきます。
可動域制限を伴う頚部痛の多くは、運動制御障害を伴っています。可動域制限と運動制御障害がある場合、同時介入することで治療効果を高めることが期待できます。
本コースでは、頚部の運動制御の評価、運動制御障害を伴う頚部痛に対する介入、段階的エクササイズの指導について学習します。
講義は臨床で本当に必要な知識・技術に焦点をあてながら、よりシンプルにわかりやすく伝えることを大切にしています。
すべての受講者に適切な技術をフィードバックできるように、少人数にて開催しています。
頚椎は上肢・下肢に比べ苦手意識を持たれるセラピストが多いですが、頚椎の機能解剖、頚部痛の病態、レッドフラッグスとリスク管理を学び、適切な評価方法と治療技術を習得することで、自信を持って頚部痛患者を担当することができます。
頚部痛の評価・治療の流れを知りたい方、実技を習いたい方、フィードバックを受けたい方、頚椎のエキスパートになりたい方、ぜひご参加ください。
講義1:頚部の運動制御
- 頚部痛の分類:運動制御障害を伴う頚部痛
- 頚部の筋機能
- 頚部の運動制御障害・感覚運動制御
講義2:頚椎の身体評価
- 姿勢評価
- 動作分析
- 自動運動テスト
- 運動制御の評価
講義3:運動制御障害の治療
- 頚部深層筋エクササイズ
- 静的制御・動的制御エクササイズ
- 機能的制御エクササイズ
受講要項
受講資格 | 理学療法士・作業療法士・鍼灸師・柔道整復師 |
受講料 | ¥15,000(税込) / 再受講¥10,000(税込) |
開催日時 | 土日祝 9:00 - 17:30 |
定員 | 8名 |
講義形式 | 対面(オフライン) |
会場 | 西東京かとう整形外科(外部リンク) |
申込方法 | 「開催日時」をご確認の上、「頚椎・講習会 申し込みフォーム」をクリック、申し込みフォームに必要事項を記入し送信して下さい。定員を確認後、数日以内にご連絡させていただきます。 |
注意点 | 入力していただいたメールアドレスに受付完了のメールを送信いたします。1週間経ってもメールが届かない場合は、お問合せください。迷惑メールフォルダに届いている可能性もありますので、ご確認をお願いいたします。 |