臨床で遭遇することの多い症状の1つが「腰痛」ですが、腰痛を症状とした診断名は数多くあり、病態もさまざまです。
原因が明らかでない非特異的腰痛の場合、診断名に合わせた評価をしてしまうとクリニカルリーズニング(臨床推論)でエラーが起きてしまうことがあります。
クリニカルリーズニング(臨床推論)の道標となり、エラーを予防する方法の1つに「腰痛の分類」があります。腰痛を主要な特徴に基づき、いくつかのグループに分類し、サブグループに対象となる治療法を提供することで、治療効果を高めることが期待されます。
さまざまな腰痛の分類方法がありますが、腰痛を分類するためには主観的評価(問診)と身体評価の情報が不可欠です。
本講義では、O' Sullivan classification system を参考に、腰痛を分類する上で必要な「腰椎の関節機能機能の身体評価」について実技形式で学習していきます。
臨床で本当に必要な知識・技術に焦点をあてながら、よりシンプルにわかりやすく伝えることを大切にしています。
すべての受講者に適切な技術をフィードバックできるように、少人数にて開催しています。
実技を習いたい方、実際の評価・治療の流れを知りたい方、フィードバックを受けたい方はぜひご参加ください。
講義内容:腰椎の身体評価
- 姿勢評価
- 自動運動テスト
- 動作分析
- 疼痛軽減テスト
- 複合運動テスト:Box diagram の使い方
- 整形外科徒手検査法:腰椎・仙腸関節
- 他動生理的運動テスト:Hypomobility VS Hypermobility
- 軟部組織の評価
- 他動副運動テスト(疼痛誘発テスト)
受講要項
受講資格 | 理学療法士・作業療法士・鍼灸師・柔道整復師 |
受講料 | ¥1,000(税込) |
開催日時 | 平日19:00 - 20:30 |
定員 | 8名 |
講義形式 | 対面(オフライン) |
会場 | 西東京かとう整形外科(外部リンク) |
申込方法 | 開催日時を確認の上、「脊椎・研修会 コース申し込み」をクリック、申し込みフォームに必要事項を記入し送信して下さい。定員を確認後、数日以内にご連絡させていただきます。 |
注意点 | 入力していただいたメールアドレスに受付完了のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は、お問合せください。迷惑メールフォルダに届いている可能性もありますので、ご確認をお願いいたします。 |