新着記事

2023/3/21

2023年 脊椎徒手療法コースについて

2023年の脊椎徒手療法コースですが、2023年7月以降に座学の内容をオンラインコースにて、実技の内容を対面コースとして開催いたします。なお、対面コースは、会場を確保できた場合に開催したいと思います。 開催日時・会場は変更することがあります。ご理解ご了承のほど、お願い申し上げます。 < オンラインコース > 日時:土曜日 16:00 - 19:00(予定) 座学客観的評価(身体評価)治療 < 対面コース> 日時:日曜日 10:00 - 17:00(予定) 実技:客観的評価(身体評価)実技:治療実技:ケース ...

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2023/2/26

理学療法士が行う頸椎の評価:他動副運動テスト

他動副運動テストは分節の評価、疼痛誘発テスト、治療手技として用いられます。わかりやすくいうと、棘突起や椎間関節を押して抵抗感、疼痛などを確認するテストです。オーストラリアではPAIVMとも呼ばれ、オーストラリアのPT間では共通言語とのことです(そこら辺にいるオーストラリアのPTに聞いてみないとわかりませんが・・)。 他動副運動テストですが、後方から前方へ押す場合、PA(posterior anterior pressure)と呼ぶこともあります。母指、母指球、中手骨底を用いて、関節を押して抵抗感、疼痛の有 ...

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2023/2/26

理学療法士が行う頸椎の評価:他動生理的運動テスト

他動にて、頸椎の分節ごとの椎間関節の動きを評価します。分節の動きが低い場合を低可動性(Hypo-mobility)、過度な場合を過可動性(Hyper-mobility)といいます。疼痛誘発テストではありません。(オーストラリアではPassive Physiological InterVertebral Movements(PPIVM)と呼んでいるそうです) 評価方法ははさまざまです。座位もあれば、背臥位もあります。触って感じとる方法もあれば、押して動き&抵抗感を確認する方法もあります。脊椎徒手療法コースで ...

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2023/2/8

理学療法士が行う頸椎の評価:軟部組織

座位・立位姿勢を評価し、頚椎の自動運動テストを行い、疼痛誘発されたら疼痛軽減テストを実施します。鑑別疾患のために整形外科テストを、神経障害があるなら神経学的テストを実施します。神経障害がある場合は検査が増える(=時間がかかる)ことに留意し、タイムマネジメントをする必要があります。 客観的評価(身体評価)のフローチャートの最後の4つは、軟部組織の評価、運動制御の評価、関節機能の評価(他動生理的運動テスト・他動副運動テスト)です。 軟部組織の評価はさまざまな場面で行われます。例えば、姿勢評価において僧帽筋上部 ...

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2023/2/8

理学療法士が行う頸椎の評価:神経学的検査

主観的評価にて神経障害が疑われたら、客観的評価では神経学的検査(感覚検査・筋力検査・腱反射)を実施します。 例えば、「頸部痛と母指の痺れがある」という情報を収集していたら、C6神経根の障害の可能性を考え、神経学的テストを実施します。 この図では、神経学的検査は整形外科徒手検査法の後に示していますが、臨機応変に検査の順番は調整します。 臨床では、先に神経学的検査を実施することもあります。例えば、1単位(20分)という時間的な制約がある場合、主観的評価(問診)を終えた時点で圧迫性神経障害(例:椎間板ヘルニア) ...

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