
リハビリテーションに限らず、患者・クライアントに初めて合った時に自己紹介をすると思います。
いろいろな自己紹介の仕方はあると思いますが、一般的に行われる会話を英語でまとめました。
英語で自己紹介
Hello, nice to meet you. My name is 名前 and I’m a physical therapist.
(こんにちは、初めまして、理学療法士の◯◯です。)
I’ll be working with you today.
(今日は私が担当します。)
”担当する”を調べると in charge of というのがでてきますが、よく使われるのは I will be woking with you ということです。
Please call me ニックネーム if you like.
(もし良かったら(ニックネーム)と呼んでください)
ニックネームに関しては日本では馴染みがないですが、英語圏の国ではニックネームで呼び合うことが多いです。日本語の名前が難しい場合は、相手にニックネームを知らせてもいいと思います。
Go ahead and take a seat.
(どうぞお座りください)
座るは、take または have でもいいそうです。
What name do you prefer that I use?
(どの名前で呼ばれるがいいですか)
受付にいる患者を英語で呼ぶ時の注意点と失敗談
日本人の患者を名前で呼ぶ時「◯◯(苗字)さん、どうぞ」と呼ぶことが多いと思います。
英語も同じですね。
日本のクリニックの受付で待っている外国人患者を初めて呼ぶときは、ファミリーネーム(苗字)で呼ぶと間違いがありません。
また、Mr. Ms. Miss などをつけるかどうか悩みますが、日本では ”さん”を使えば間違いないと思います。
日本では、”さん”をつけるというのはしばらく住んでいる人なら理解してくれると思います。
さて、この名前の呼び方ですが失敗談があります(^_^;)
英語圏ではファミリーネーム(苗字)だと堅苦しいと感じるそうなのでファーストネーム(名前)で呼び合うというらしく、これまでもファーストネームでお互いを呼び合っていました。
これは実際にあった話なのですが、最初に名前を呼ぶ時にファーストネーム(名前)に”さん”をつけて呼んだことがあります。
そしたら、「あなたはなぜ友達でもないのにファーストネームで呼ぶんですか?」と付き添いの日本人女性にまず怒られ、次に、本人からも同様のことを言われました。
目がかなり本気だったので、え??と正直、戸惑いましたが、ファミリーネームを使わなかった私のミスですね。
以降、最初はファミリーネーム+さん、をつけて呼ぶようになりました。
相手が「◯◯と呼んで」と言われるか、念のため「 What name do you prefer that I use? 」と確認するようにしています。
自己紹介が完璧だとその後がちょっと大変かも・・・
英語で自己紹介、かっこよく言いたいですよね。
完璧な自己紹介、ちょっとした注意点があります。
自己紹介がとても上手だと、相手は英語を話せると思って話をします。
英語初学者の時、自己紹介だけをしっかりしたら、その後がボロボロだったという苦い経験があります。
自己紹介の後、英語にまだ自信がない時は「 I don't speak English well so let me know if you don't understand what I said」と一言伝えるのもありですね。
参考文献・書籍
三木・他: PT・OTが書いたリハビリテーション英会話, Medical view, 2018
Fruth SJ: Fundamentals of the physical therapy examination 1e, Jones & Bartlett Learnin, 2013