実践コースでは、神経障害を伴う頸部痛の評価と治療、上位頸椎の機能不全で起こる頸原性頭痛、外傷により強い頸部痛が生じることが多い外傷性頸部症候群について学びます。
頸椎に関連する神経障害を伴う疾患には、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症性神経根症、頸椎症性脊髄症(頸髄症)があり、比較的稀な疾患として頸椎症性筋萎縮症や頸椎後縦靱帯骨化症などが挙げられます。
また、上肢症状が主訴となる場合には、胸郭出口症候群や末梢神経障害も鑑別に含める必要があります。これらを適切に判断したうえで、疾患・病態に応じたマネジメントを実施します。
頸椎は、身体の中でも特にリスク管理が重要な部位の一つです。とくに頸原性頭痛や外傷性頸部症候群を扱う際には、上位頸椎の機能解剖および神経・血管の走行を十分に理解したうえで、触診や頭部操作を慎重に行う必要があります。
中級コースの内容を踏まえ、「頸部痛+α」の症状を呈する患者に対して、より高度で実践的な評価・治療が行えることを目標とします。
各回ごとに特定のテーマに焦点を当て、受講者の臨床テーマや関心に合わせて選択受講が可能な構成となっています。
