T1slope とCervical Lordsis の差で計測する。

TS(T1 slope)とは、T1頭側終板と水平線のなす角度である。

健常者平均値 50歳以下 22-24° / 50歳以上 30-40°である。胸椎後弯に伴いTSが増加するが、CLが増加することでcSVAは年齢にかかわらず一定(23~30 mm)に 保たれる。

Cervical Lordsis は、C2尾側終板の平行線の垂線とC7尾側終盤の平行線の垂線の交点の角度で測定する。

参考文献・書籍
  • 竹本2023_首下がり症候群の単純X線像評価指標
  • Martini ML 2021_Cervical Spine Alignment in the Sagittal Axis: A Review of the Best Validated Measures in Clinical Practice