以前、「医療系の英語論文をGoogle とDeepL で翻訳してみた結果」という記事を書きました。
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単語の間違い、微妙なニュアンスの違いはありますが、翻訳の精度がどんどん上がってきており、英語を日本語にして伝えるときに翻訳サイトを使うのは有用だと思います。
しかし、最近、オンラインでの翻訳だけで終わるのは良くないことを改めて感じた出来事がありました。
その出来事とは・・・
勤務する西東京かとう整形外科でのスタッフとのあるやり取りです。
西東京かとう整形外科では講習会参加の補助がでるのですが、今年はコロナのため講習会への参加が難しい状況が続いています。
そのため、代わりに書籍の購入をしたいと交渉をしたところ快諾してもらい、スタッフ希望の英語書籍を購入しました。
ちなみに買った英語書籍は「Therapeutic Exercise FOUNDATIONS AND TECHNIQUES 7e, 2018」です。
分厚いです。
講習会参加した場合は院内勉強会にて伝達講習会をする決まりがあるのですが、
院長から「英語の書籍購入も同じようにしてください、英語書籍の伝達は英語の勉強になりますよ。次に購入したい書籍があれば、伝達が終わったらね」と言われました。
・・・この分厚い書籍を分担か、いつになったら終わるんだ、もう少し薄い書籍にするべきたったか、と少し思いましたが、
各セラピストがチャプターごとに担当することにしました。
日本語で発表するのか、英語で発表するのか、悩みましたが、英語での発表はスタッフによってはハードルが高い、また、英語を日本語に翻訳することも勉強になると思い、日本語での発表をしました。
英語が苦手なスタッフはオンライン翻訳を使用していたのですが、
私が「"summary"という文字を見せて、これ何て言うかわかる?」と聞いたところ、
「スマリー」
と返ってきました。
答えは「サマリー *カタカナ表記にすると」です。
そうか、オンライン翻訳だけを使って、単語の発音・意味を調べないと、発音を間違って覚えてしまうんだ。
オンライン翻訳を使って英語を日本語に翻訳して意味を知ることはできても、それだけだと、英語の発音が覚えられない!です。
英語の発音がわからなければ、リスニングできない = 英語の動画を見れない、また、英語でプレゼンできない、ということになります。
英語のプレゼンまでは必要ありませんが、リスニングは重要です。
リスニングもわかるようなれば、動画を活用できるようになり、勉強の効率もかなり上がります。
オンライン翻訳だけをしている方は、わからない英語は発音まで調べるといいですね。
次回の英語書籍の伝達講習会は、資料は英語、発表も英語(ただし、書いてある内容だけを読む)で実施してみたいと思います。